倉敷市中庄で増築工事中のお宅です。増築部の屋根材は最近多くなってきた、軽量で耐久性にも優れた板金屋根材です。大工さんの屋根下地が完了したので、下葺き材を張りました。下葺き材とは屋根材の下に敷く防水シートの事です。「ルーフィング」とも言い、アスファルト製が多い為「アスファルトルーフィング」とも言います。仕上がると目に見えない為、あまり重視されない傾向がありますが屋根材と同様に重要な部材です。万が一屋根材から雨水が浸入しても下の屋根下地、建物内部に雨水の侵入を防止してくれる役目をもっています。下葺き材には多くの種類が販売されています。今回使用した、ルーフィングは通常のアスファルトルーフィングよりさらに耐久性、信頼性の高い改質アスファルトルーフィングです。

使用した下葺き材です

こちらが改質アスファルトルーフィングです。下葺き材は長期に渡って防水性を確保しなければなりません。屋根材表面の様な、直接雨風、紫外線にさらされることはありませんが、屋根材以上の耐久性は必要です。

壁取り合い部立ち上げ

壁取り合い部分です。雨漏りの危険性の高い部位です。慎重な雨仕舞が要求される部分です。壁際には十分な立ち上げを確保します。

ルーフィングは通常、「タッカー」と言うホッチキスのようなもので固定します。ルーフィングに穴は開きますが、アスファルトが溶けて穴を塞いでくれます。カバー工事の様に下地がカラーベスト、板金材ですと、タッカーでの固定が出来ませんのでその場合はシール式の粘着ルーフィングを使用します。

板金横葺き材

仕上げに使用する板金横葺き材です。屋根材の固定にもビスを使用します。高品質のルーフィングを使用することで貫通穴からの浸透に対しても有利になります。下葺き材にはさらに付加価値として表面にアルミ層を設けた遮熱ルーフィング、透湿機能を持った透湿防水シートなどもあります。せっかく耐久性の高い屋根材を使用しても低品質のルーフィングを使用したのでは意味がありません。街の屋根やさん岡山倉敷店では、ルーフィングにもこだわっています。見積時にも説明させていただき、付加価値のあるルーフィングの使用も可能です。永い安心と信頼の街の屋根やさん岡山倉敷店にご依頼ください。