倉敷市大島で築50年の木造住宅の瓦点検の依頼です
倉敷市大島で築50年の木造住宅です。屋根は当時主流のセメント瓦でした。最近では雨漏りも発生している様です。20年以上前には一度塗装をしているそうです。すでに耐用年数は経過しているはずですので現在の劣化状況の確認を行いたいと思います。
屋根全景です。苔の付着が酷い状態です。
谷樋部です。雨漏りの発生箇所はこの下です。雨漏り箇所として多い部分ですね。板金部分の錆劣化による雨水の浸透、瓦との重なり寸法も少ない様ですので大雨時には瓦取り合い部からの侵入も考えられます。屋根材葺き替えとなると交換となりますが。
50年経過したセメント瓦表面です。表面の劣化が進むと水分が滞留することにより苔の付着も促進されます。再塗装が約20年前と言う事ですので、当時の塗料を考えるとメンテナンス時期は完全に経過しています。
棟瓦の状態です。漆喰の剥離が見られます。瓦の破損はないみたいですが漆喰の補修は必要でしょう。
隅棟の状態です。こちらも大きな破損は無い様ですが漆喰の剥離、固定不良が見られます。
錆びついたテレビアンテナの架台です。50年前から交換していないのでしょうか。瓦に錆が流れています。屋根のメンテナンスを行っても同様の状態になるでしょう。触ると腐食しているので折れそうです。強風時の不安もありますので、屋根改修時には必ず交換したいですね。
軒先の状態です。軒樋の劣化も気になります。勾配不良でしょうか、水が溜まっていますね。50年間交換されていない樋は耐用年数はすでに過ぎていますので、交換を前提に提案させて頂こうと思います。塗装時期の過ぎたセメント瓦も、改修工事をして永く住まれるのであれば建物の事を考えると軽い素材の屋根材に葺き替えたいところですね。住宅の負担軽減になりますので。街の屋根やさん岡山倉敷店では様々な屋根材を取り扱っています。すべて安心の自社施工です。屋根材に応じた保証も付けさせていただきます。ご相談をお待ちしております。
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